安全な情報公開
個人情報保護
行政情報の全面公開は市民の知る権利と政策の説明責任性の向上に大きく貢献していますが、これによる危険性としては個人情報の漏えいに対する恐れがあります。情報コミュニケーションプラザはこのような個人情報漏えいの恐れがなくして、より安全な情報公開システムを築くために4重の個人情報漏えい防止手段を適用しました。
個人情報保護 diagram
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業務管理システム → 生産
- 1. 生産者 起案作成 → 決裁者 決裁 → 文書公開システム
- 2. 生産者 非公開表示(マーキング) → 決裁者 決裁 → 文書公開システム
個人情報レベル診断(2017年)
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文書公開システム → 収集/変換処理
文書公開システム → 収集/連携 → マスキング/変換 → 個人情報フィルタリング
個人情報影響評価(2014年)
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情報コミュニケーションプラザ/外部 → 公開/サービス
情報コミュニケーションプラザ → 公開/サービス → 検索サービス
情報コミュニケーションプラザ → モニタリング(未探知、誤探知) → 公開/サービス
個人情報影響評価(2014年)
決裁時における非公開表示機能
決裁文書を生産する生産者及び決裁者は、生産時点の決裁文書のうち法令で指定された非公開事項がある場合、「非公開表示(マーキング)」ができます。このように「非公開表示(マーキング)」された決裁文書は、後で文書公開システムで自動的にマスキング処理されます。
決裁時における非公開表示機能
マスキング/変換処理
文書公開システムで収集された情報は、マスキング/変換手続きを通過します。この過程で生産者が表示した「非公開表示(マーキング)」領域と個人情報保護法で明示された4大固有識別番号(住民登録番号、運転免許番号、外国人登録番号、パスポート番号)、携帯電話番号が自動的にマスキングされて意味のない文字に変換されます。
マスキング/変換処理
個人情報フィルタリング
マスキング/変換処理の終わった行政情報は、個人情報フィルタリングソリューションに取り込まれて再び、個人情報フィルタリングが行われます。この過程では事前に定義された個人情報パターンによって探知を行い、探知の終わった情報を情報コミュニケーションプラザで公開するようになります。特にスキャンされたイメージの中の個人情報をも探知できるように機能を高度化し、個人情報保護に万全を期しています。
個人情報フィルタリング
モニタリング
情報コミュニケーションプラザで公開された行政情報は、個人情報保護専門家によるモニタリングを実施します。この過程では探知されない項目と誤探知された内容を一緒にチェックして、個人情報保護システムで見つからなかった項目まで再点検します。
モニタリング
個人情報コンサルティング
情報コミュニケーションプラザ及び文書公開システムは、2014年個人情報影響評価を受けて、影響評価で識別された改善項目を全て補完しています。これから情報コミュニケーションプラザは、生産時点での個人情報保護体系強化のために、2017年には個人情報取扱いの可能性の高い部署に対して個人情報保護レベルの診断を実施しました.