推進原則

消極的・防御的な最小公開よりネガティブ方式の最大公開

ソウル市は全ての行政情報に対する公開を原則に、体系的に生産、管理、流通、保存しなければならないという基本原則を樹立し、情報公開の意識と文化の一大革新を推進しています。また、関連法律・制度の整備・補完を進めて、公開業務プロセスの改善を行っています。

開放・共有・疎通の開かれた市政2.0宣言文

ソウル市で生産・管理する全ての情報は市民の福利増進のための政策の過程であり結果物です。ソウル市は公共の安寧を害したり善意の被害者が発生する場合を除き、全ての情報を市民に開放することを約束します。

ソウル市は情報を提供して市民は閲覧するという過去の方式ではなく、ソウル市と市民が同じレベルで情報を保有するという情報共有の原則を守ります。

行政情報の開放と共有を通して、全市民が自由に市政に参加する時、市民はソウルの本当の主人になれます。このような精神を込めた「知る権利10大原則」を宣言して守ることで、1千万市民が一緒に参加して一緒に享受する希望のソウルを作って行きます。

官民協力体制構築による需要者の観点での公開政策を効率的に実行するために、開かれた市政2.0宣言文、市民の知る権利10大原則を作りました。これを通して、革新的なパラダイムによる内外からの反発を最小化し、コンセンサスを形成することができるようになり、情報公開の過程で憲章(Charter)として活用することができました。ここから、ソウル市の「ヌードプロジェクト」が誕生することになりました。

市民の知る権利10大原則

  1. 1. 市民の「知る権利」は市民の「生きる権利」だ。
  2. 2. ソウル市で生産・管理する全ての情報は市民の財産だ。
  3. 3. 市民は、誰もソウル市の情報に自由にアクセスして活用できる権利を持つ。
  4. 4. ソウル市は、情報を生産・公開する過程で市民が情報を便利で効果的に活用できるように最大限の努力をしなければならない。
  5. 5. ソウル市は法律で決まった非公開対象情報を除く全ての情報を公開して、情報を非公開する場合は非公開の理由と公開時点を具体的に説明しなければならない。
  6. 6. ソウル市は重要情報が生産される度に、市民に情報の内容と情報にアクセスできるところなどを、迅速かつ積極的に知らせて市民の知る権利を保障しなければならない。
  7. 7. ソウル市は、効率的で円滑な情報公開が行われるように、持続的に制度を整備して組織文化を改善する。
  8. 8. ソウル市は、主要政策決定の過程に市民の参加と協力を保障する。
  9. 9. 公務員(市の傘下出捐機関及び公社の役職員を含む)は、市民の情報公開の要求に目的と関係なく誠実に応じる義務を持つ。
  10. 10. 公務員は情報非公開の決定に対する立証責任を負い、市民の知る権利実現のための情報公開を理由に不当な処分を受けない。

請求による情報公開ではなく、事前開放・情報共有を実現

開かれた市政2.0に対する政策方向を樹立すると共に、市は行政情報のオーナーシップは市民にあるという基本原則を守るための方案を模索し、これを通して生産者中心の思考から脱して、市民中心、使用者中心のパラダイムを導入しました。複数の段階を通過してようやく公開された排他的公開ではなく、法律で明示された非公開事項を除く全ての行政情報を生産後直ちに市民に公開し、市民はこれを直ちに活用して共有する土台を作るという原則を打ち出しました。

請求による情報公開ではなく、事前開放・情報共有を実現 diagram

請求による情報公開ではなく、事前開放・情報共有を実現 diagram

請求による情報公開
  1. 1. 市民
  2. 2. 情報リスト確認
  3. 3. 請求
  4. 4. 審査
  5. 5. 行政情報 公開, 非公開
パラダイム 変化
事前開放・情報共有システム

市民 → ソウル情報コミュニケーションプラザ ← 行政情報

担当者・部署中心の個別公開ではなく、システム基盤の自動的な公開

ソウル市は情報公開・共有の範囲・基準に基づき、自動化システムによる段階的拡大に関する計画を樹立しました。これには、情報公開の死角地帯の除去と、公務員による任意の判断余地を最小化することを基本骨子とするだけでなく、革新的情報公開を一度に全面的に実施する場合の問題点などを最小化するための方案が含まれています。このようなシステム基盤の自動的公開体系を通して、これまでソウル市内部の公務員のみに共有されていた行政情報に対して、漏れることなく市民に自動的に公開する原則に伴う、そのままの情報公開のための土台を作ることができました。

システム基盤の自動的な公開 diagram

システム基盤の自動的な公開 diagram

市民 → ソウル情報コミュニケーションプラザ

ソウル情報コミュニケーションプラザ
  1. 1. 業務管理システム, 議事録管理システム, 予算管理システム, 内部行政システム…
  2. 2. 個人情報フィルタリング, 非公開事項のマスキング, PDF変換
  3. 3. 多様な分類体系、体系的統合検索、政策の総体的なつながりを提供

分散した公開窓口を、公開・共有のための統合窓口に一本化

大多数の市民は苦情請求や必要な行政情報を探すために、部署別・機関別に分散した窓口を歩き回りながら、一つ一つ探さなければならない不便がありました。ソウル市はこのような市民の不便を理解し、複数の行政情報の公開窓口をワンストップで便利に利用できるように、情報コミュニケーションプラザを網構造に企画・製作することにしました。市民は、行政情報の網の中で探したい文書と情報を一ヵ所で簡単に見ることができ、アクセス性と使用の利便性を極大化しました。

全ての市政情報網の公開 diagram

全ての市政情報網の公開 diagram

A System, B System, C System, D System → 共通分類体系/記録物の種類

全ての市政情報網の公開
  • 電子文書, 非定型文書(会議資料、報告書、…), ウェブ記録物, Data Set
  • ア 業務, イ 業務, ウ 業務, エ 業務